長男が生まれてから今日まで、私は彼の口の中の変化を詳細に記録し続けてきました。生後8ヶ月、下の前歯が2本、ちょこんと顔を出したときの喜びは今でも鮮明に覚えています。それから数ヶ月おきに、1本、また1本と白い歯が増えていく様子は、まるで彼の成長を数字で示してくれているかのようでした。1歳半を過ぎた頃には上下で8本になり、前歯だけでなく奥歯の膨らみが見え始め、2歳を過ぎると一気に本数が増えていきました。最終的に3歳を目前にした検診で、先生から「乳歯20本、全部綺麗に揃いましたね」と言われたときは、一つの大きな山を登りきったような達成感がありました。乳歯が20本揃うと、それまでの離乳食のような柔らかい食事から、大人とほぼ同じメニューを楽しめるようになります。しかし、本数が揃ってからの管理こそが本当の戦いの始まりでした。20本という数は意外と多く、特に上下の奥歯の隙間は歯ブラシだけでは届きにくく、1日1回のフロスが欠かせないルーチンとなりました。そして6歳になったある日、仕上げ磨きをしていると、一番奥の20本目の歯のさらに後ろに、21本目の新しい歯の頭が見えているのを発見しました。これが有名な6歳臼歯、つまり最初の永久歯です。乳歯が1本も抜けていないのに新しい歯が生えてくるという知識はありましたが、実際に自分の子供の口の中でそれが起きているのを見ると、人体の不思議を感じずにはいられませんでした。これから数年かけて、今ある20本の乳歯が順番に抜けていき、28本の永久歯へと入れ替わっていく過程が始まります。抜けた歯を1本ずつ屋根の上に投げたり、コレクションケースにしまったりしながら、彼と一緒に歯の本数を数える時間は、親子のコミュニケーションの貴重なひとときです。20本から28本へ、そして場合によっては親知らずを含めた32本へ。本数が増えるたびに、彼はより多くの栄養を摂取し、より力強く成長していくことでしょう。これからの長い生え変わり期間も、1本1本の歯を大切に守り抜き、健康な笑顔を維持させてあげたいと強く心に誓っています。
我が子の乳歯が20本揃うまでの成長を見守った記録