ヒアルロン酸は1グラムで6リットルの水を保持できると言われている保水にすぐれた物質で、人間の体内に存在する成分です。保湿に優れていますので、減少すると肌の張りがなくなりしわの原因にもなってしまいます。しかし年を重ねるたびに減少していってしまい、40歳~50歳以上になるとさらに減少し、肌の老化が進んでいきます。赤ちゃんの肌がプルプルしているのは、ヒアルロン酸が十分にあるからなのです。そのほかに目の水分を保つ効果や関節の中にある軟骨が擦れあうのを防ぐ潤滑油の働きもしていますので、大変重要な成分と言えると思います。では減少してしまったヒアルロン酸はどのようにすることで、体に補給することができるのでしょうか。食べ物やサプリでもヒアルロン酸の成分が入っているものはありますが、食べた後胃の中に入ったところでアミノ酸に分解されてしまい、結果ヒアルロン酸としては体内に届かないのです。化粧水でもヒアルロン酸を含む物がありますが、こちらは化粧水を塗った後に、美容液やクリームで乾燥を防ぐと幾分効果は期待できるようです。1番気になるのはヒアルロンのを注射だと思いますが、皮膚の下にヒアルロン酸を細い針で注入していく方法です。ヒアルロン酸自体は体内に注入しても安全な物質だと言われて注入後は皮膚がふっくらして、しわやほうれい線が目立たなくなると言った効果が期待できます。ただリスクとして内出血や張れなどを伴うことがあります。また注入しても減少していくので一生持続するわけではありませんので、美容整形外科の医師としっかりとカウンセリングを行い納得したうえで実施することが重要とな事だと思います。